2013年08月02日
昨日は新宿文化センターで開催された高校の進路指導担当教員向けのセミナーでの講演。
東京、神奈川など首都圏の先生方だけでなく、四国、関西、中部、東北と遠方からも多数参加され、定員50名が満席になりました。
先生向けのセミナーは、これまで何度も経験していますが、保護者対象の講演会とは空気が全く異なります。
ひと言でいうと、開演前の雰囲気が保護者は「ざわざわ」、先生方は「し~ん」という感じでしょうか。
先生対象の講演を初めて経験した時は、みんな怒っているのかな、と不安になりました(笑)。
でもそうではなく、先生方は総じて真面目な人が人が多いからだと今では気付いています。
案の定、今回も講演後の奨学金個別相談では、多くの先生方がズラーッと相談ブースに並ばれ、結局終了時間一杯まで色々なお話をさせて頂きました。
そんな中で、新聞奨学金の情報に対するニーズの高さ、公的な制度である国の教育ローンであっても伝えづらい組織環境、進路指導と奨学金担当がリンクしていない現場の仕組みなど、様々な現場の問題をヒアリングすることができたことが僕にとっての大きな収穫です。
奨学金問題は制度の中身の問題だけでなく、高校、大学と奨学金の窓口となる現場サイドにも改善すべき点が数多く残れされています。
これからも保護者、受験生目線に立って、ぶれることなく様々な奨学金情報を伝えていきたいと改めて思いました。
久米忠史プロフィール
1968年生まれ 東京都在住
奨学金アドバイザーとして2005年から沖縄県の高校で始めた奨学金講演会が「分かりやすい」と評判を呼び、 全国で開催される進学相談会や高校・大学等での講演が年間150回を超える。
公式サイト「奨学金なるほど!相談所」
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