2020年01月15日
まもなく最後のセンター試験です。
受験生と保護者の皆さんは不安な気持ちでいっぱいだと思います。
2020年4月からは「高等教育の修学支援制度」として、給付型奨学金の拡充と学費減免が導入されます。後年振り振り返ると、2020年が奨学金制度の転換期と指摘されているかもしれませんね。
世間では大学無償化と呼ばれていますが、今度の給付型奨学金と学費の減免制度の中身が結構複雑です。
そこで、それらの情報も含めて奨学金の最新情報を解説した奨学金本を1月24日に発刊させて頂きます。私自身にとって4冊目の著書となります。
Amazonでは予約受付中ですので、ぜひお買い求めくださいませ。
奨学金まるわかり読本2020(久米忠史 著)
出版社/合同出版
定価/1650円(税込)
今回の本では、保護者が高校生の頃と現在との比較を時系列で分かりやすく解説もしているので、受験生の保護者も1、2年生の保護者にもぜひ読んでもらいたい内容です。
≪奨学金まるわかり読本2020の内容≫
●高等教育の無償化政策のポイント
●保護者世代と現在の進学事情の移り変わり
●民間と大学独自のオススメ給付型奨学金情報
●規模の大きい大学独自給付型奨学金一覧
●奨学金の実践Q&A
紙の本が売れない出版不況は深刻です。
主婦の友社から初めての本を出させて頂いた2012年頃と比べても状況が大きく変わっています。
昨年12月、沖縄のお気に入りの書店が閉店しました。
現在暮らしている江戸川区近辺の書店も決して繁盛しているようには見えません。
東京でさえそうならば、地方の書店は本当にほんとうに本当に大変だと思います。
リアルな書店を応援したいと思いながらも、Amazonで自分も本をよく買っているので、思いと行動が矛盾していますよね。
これまでの本でもそうでしたが、メインは奨学金の複雑な仕組みを分かりやすくポイントと注意点にわけて解説することなので、できるだけ客観的に冷静に書くように心がけていました。
今回の本の姿勢もそういう点では同じですが、6本ほど書いたコラムは個人的な思いも込めたほぼ本音の内容です。
Webと違い紙の本では文字数制限があることと、他者バッシングになり過ぎてはいけないと自制しながら書きましたが、どうしても書かなければと思ったことは書いたつもりです。
税込み1650円と決して安くはない価格なので非常に心苦しく思いますが、ひとりでも多くの方に読んで頂ければと願っています。
奨学金アドバイザー
久米忠史
久米忠史プロフィール
1968年生まれ 東京都在住
奨学金アドバイザーとして2005年から沖縄県の高校で始めた奨学金講演会が「分かりやすい」と評判を呼び、 全国で開催される進学相談会や高校・大学等での講演が年間150回を超える。
公式サイト「奨学金なるほど!相談所」
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