奨学金なるほど!相談所

久米忠史の奨学金ブログ

2013年08月21日

正視に耐えない愚か者たち

奨学金とは全く関係がありませんが、8/18放送のNHKスペシャルに関して、どうしても我慢ならなくて今パソコンに向かっています。

番組のタイトルは「新富裕層vs国家~富をめぐる攻防~」

大雑把に解説すると、世界中のお金持ちが自国から逃げ出し、富裕層に税制が優遇されているシンガポールに移住する人が増えているという内容のようです。

「ようです。」と書いたのは、あまりにも正視に耐えなくてまだ全編を観ていないからですが・・・。

番組の中では、金融投資で財を成したある日本人の男性が取り上げられています。

彼の趣味のひとつがフェラーリクラブとのこと。
フェラーリーの所有者である各国のお金持ちとドライブごっこをするサークルのようです。

昔から違和感を感じているのですが「お金持ち=成功者」と、よくメディアでは表現されます。

小金すらも持ち得ない僕が言っても説得力は乏しいかもしれませんが、世間で成功者と思われている人には「お金しか持っていない人」も多くいるように思います。

先の日本の方もその典型だと思いました。
実際にお会いすれば、素晴らしい人柄の人かもしれませんが・・・。これは僕の偏見が多分に入った見方かもしれません(苦笑)。

でも、燃費の悪い外車が何十台も連なって轟音を撒き散らして走る様子は、世界の阿呆どもが行列をなしている姿にしか僕には見えません。

フェラーリ社の職人たちも本当は悲しんでいるのではないかと思います。

○○ヒルズや世界一高いビルなど、それに何の意味があるのでしょうか。

「過ぎたるは猶及ばざるが如し」

彼らなりに己の存在理由を語るでしょうが、どれだけ言葉を重ねようが投資家なんぞは「恥知らず」の代表でしょう。

携帯電話のゲームで子どもたちからお金を掠め取る自称IT企業など、弱者から搾取する「合法的犯罪者集団」だと思っています。

人間や企業、組織にとっての普遍の使命は、稼いだお金やインフラなどをどのように社会還元するかだと思います。

口先だけは達者で見た目とは裏腹に精神肥満度いっぱいの彼らにとって、日本が暮らしにくいのであれば、どうぞご自由に出て行ってください!!

金持ちが海外へ脱出したことにより、例え日本の経済が縮小したとしても、誇りと教養を持った人たちがこの日本を再生させるはずです。

カテゴリ:時々日記|日時:2013年08月21日17:45|コメント(1)

コメント/トラックバック (1件)

誇りと教養を持った人たちがこの日本を再生させるはずです。

今更ですがこれは難しいと思います。
生活保護や働けない高齢者世代が増え、相対的に労働人工の税負担が増えて行きます。

誇りを持った人間と同じように誇りを持たない人間も多くいること、同様に愚かな人間もたくさんいることも考えてみて下さい。

投稿日時: 2022.11.6@16:27   投稿者: ヒロ

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久米忠史プロフィール

1968年生まれ 東京都在住
奨学金アドバイザーとして2005年から沖縄県の高校で始めた奨学金講演会が「分かりやすい」と評判を呼び、 全国で開催される進学相談会や高校・大学等での講演が年間150回を超える。

公式サイト「奨学金なるほど!相談所」

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