人的保証と機関保証の違いとポイントを教えてください。 保護者より
日本学生支援機構では、奨学金の申し込みにあたり、「人的保証」か「機関保証」を選択しなくてはなりません。
2つの特徴を整理すると、
人的保証制度
【内容】
連帯保証人(原則として父母またはそれに代わる者)が連帯保証をし、さらに保証人(4親等以内の親族で連帯保証人とは別生計の者)が保証する。 万が一、返済を怠った場合は、連帯保証人、保証人が弁済する。
【メリット】
保証料が不要
【デメリット】
仮に奨学生が自己破産しても、連帯保証人→保証人の順に返済を求められる。
機関保証制度
【内容】
保証機関が連帯保証する。万が一、返済を怠った場合は、保証機関が代わって返済するが、その後、保証機関から奨学生に返済の請求がある。 保証料は毎月振り込まれる奨学金から差し引かれる。
【メリット】
連帯保証人、保証人が不要。自分の責任だけで申込み可能。
仮に奨学生が自己破産しても、親や親戚に迷惑をかけない。
【デメリット】
毎月の奨学金から保証料が差し引かれるため、奨学金の手取りが少なくなる。
▼保証料の月額目安:(借りる月額と年数により変わります)
第一種:1,300円~3,100円
第二種:1,800円~6,900円